①Le Brun-Self-Portrait in a Straw Hat 麦わら帽子の自画像
②Le Brun-Self-Portrait with Cerise Ribbons 桜桃色のリボンをつけた自画像
③Le Brun-Self-Portrait, painting Marie Antoinette マリー・アントワネットの肖像を描くヴィジェ=ル・ブラン
1789年、フランス革命により、王室が逮捕させ、ルイ16世とアントワネットは処刑。ルブランは娘と一緒にフランスから亡命し、イタリア、オーストリア、ロシア、ドイツに住み、画家として働いていました。
革命政府の転覆後の1802年、ルブランはフランスへ戻り、ヨーロッパ上流階級からの引く手あまたの中、イギリスを訪れ、バイロンを含む数名のイギリス貴族の肖像画を描いたました!!
ナポレオン・ボナパルトの妹の肖像画も手がけましたが、ナポレオンとの折り合いが悪くなり、1807年に出国、スイスに行き、ジュネーヴ芸術促進協会(Société pour l'Avancement des Beaux-Arts de Genève、現在のジュネーブ芸術協会)の名誉会員になった。フランスが王政復古するとルイ18世に手厚く迎えられ、やっとフランスで落ち着いた生活を送ったそうです。