商品説明

アルフォンス・ミュシャ Alfonse Mucha　

連作 〈四つの宝石〉装飾パネル へリトグラフ　１９００年
トパーズ

①四つの宝石～トパーズ　　The Precious Stones - Topaz
②四つの宝石～ルビー　　　The Precious Stones - Ruby
③四つの宝石～アメジスト　The Precious Stones - Amethyst
④四つの宝石～エメラルド　The Precious Stones - Emerald


　タイトルは「宝石」ですが 見てすぐ思いましたよね！宝石は描いていません！！
それぞれの石のカラーをモチーフにミュシャ独特のデザインで表現された宝石たち。
　シャンプノワの販売セットのカバーには ”Les Pierres Précieuses”（宝石）とあり、「トパーズ La Topaze」、「ルビー Le Rubis」、「アメジスト L’Amethyste」、「エメラルド L’Emeraude」の石の名を書いています。

　通常 Pierres Précieuses （宝石）というときダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドの貴石（希少性や価値が高く、財宝や宝飾品として用いられる宝石）を指します。決まりはないものの ダイヤモンドとサファイアをはずしてトパーズ、アメジストを含む例はあまり見かけません。自然と色がすぐに思いつく、そんな石を選んだようにも思えます。

　「誕生石」になぞらえる解説がありますが、「誕生石」は２０世紀の１９１０年代になって販売促進の目的で宝石商が提唱したもので、ミュシャの『四つの宝石』とは関係ありません。

　宝石は 神から与えられた王権、神の力をあらわすものでした。１９世紀になると貴族社会から市民中心に移りゆくなか、石そのものの価値よりもデザインの芸術性で評価されるように変化していきます。だから、アメジストのような一般に手が届きやすい石が選ばれたのでしょうね。
　１８９０年代にルネ・ラリック（Rene Lalique １８６０-１９４５）、ジョルジュ・フーケ（Georges Fouquet １８６２-１９５７）らのアール・ヌーヴォー・スタイル・ジュエリーが登場するとその傾向がさらに顕著になります。
　フーケが父親からジュエラーを継いだ１８９５年以降、ミュシャはジュエリー・デザインをフーケに提供、１９０１年に開いたフーケの新しい店では外装、内装、家具、彫刻、飾り金具にいたるまで すべてをデザインして評判になりました。フーケとの協力はミュシャがパリを離れる１９０５年まで続きました。



【ブックカバーの仕様について：右開き仕様となっております】-------------------------------

文庫、新書、B6，四六
①右側にポケットがあり、本の表紙を差し込みます。
②左側の生地を折り、ゴムを裏に回してポケットを作ります。
③左側にできたポケットに本の裏表紙を差し込み、ポケットのサイズを本の厚みに調整します
④まだ読んでいないページをポケットへしまうことも出来ます。
⑤後ろに回したゴムを表に回せば全体をホールド。読みたいときは、ゴムをまた後ろへ回します。

右のポケットへ年金手帳やお薬手帳を差し込めば手帳カバーにだってなっちゃう！！

※A5サイズの本は左開きが多いため、指定がないときは左開きでお作りします。
　ポケットが左側に作られていて調節を右でします。
※新書、B6，四六サイズはご指定がない場合は右開きでお作りいたします。
※裏地は、その時々で織りと色が変わりますが綿を使用しています。
※受注商品のため、お時間を10日ほどいただきます。
　ご了承ください。

よろしくお願いします。
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